会社を設立するためには、「設立前の準備」、「設立」、「設立後」の3つの段階に分けてそれぞれの手続きを行います。それぞれ必要な書類と手順は次の通りです。

〇設立前の準備
会社を設立する際に「登記」を行う必要があります。その登記に必要なものとして設立前に次のものを準備しておきましょう。

・商号
会社名ともなる商号を決定しましょう。商号には使うことの出来る文字に制限があったり、近隣に同じ商号で事業をやっている会社がないなどが条件になってきますが、比較的自由に決めることが可能です。

・本店所在地
本店をどこにするかを決定します。

・事業目的
その会社が、どのようなことを事業として行うかを明記します。ここでは設立時に行う事業だけでなく、今後やるかもしれない事業も記載しておくことによって、定款の書き換えなどの手間が省けます。

・資本金額の決定
資本金（出資金）を決定します。この金額が大きいほど会社の信頼は増しますが、1000万円を超えてしまうと税金の負担が増えてくるため、身の丈に合った無理のない資本金を準備しましょう。

・法人印の準備
法人の銀行印、実印などを準備して、登記や銀行開設がスムーズにできるように商号が決まり次第準備しておきましょう。

〇設立
設立の際には、資本金を準備し、決定した商号などを「定款」にまとめ、公証を行います。その後、法人設立届などをまとめ、法務局へ提出を行います。この際に印鑑の届け出も行うため、この時までに実印は準備しておくようにしましょう。

〇設立後
法人設立後は、税務署への税務書類提出や銀行口座開設、年金の手続きなどを行うことになります。

かがわ税理士事務所では藤沢市を中心に、横浜市、大和市、鎌倉市、茅ヶ崎市、寒川町など神奈川県内で「確定申告」、「自計化」、「相続税」などに関する税務相談を承っております。「会社設立」に関してお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。